障害者歯科とは、身体的障害・知的障害・精神的障害などの問題を抱え、通常の歯科による治療や通院が困難な方を対象とした歯科診療のことです。
患者さん本人はもちろん、保護者の方に対し、専門的な知識や技術・設備をもって対応します。安全な治療計画を作成し、治療後も継続的な口腔管理を実施しております。

なお、初診時スタッフ配置の都合上、当院の指定する日時にお願いする場合がございます。あらかじめご了承ください。お電話でご相談を受け付けております。お気軽にご連絡ください。

院長は日本大学松戸歯学部障害者歯科に入局して以来、長年障害者歯科に携わってきました。
「日本障害者歯科学会認定医」として、障害をもつ方ともたない方とが平等に生活する社会を実現させるノーマライゼーションの考えに基づき地域貢献に尽力しております。
現在も毎週金曜日に茨城県土浦市にあります口腔センター土浦（旧土浦心身障害者歯科治療センター）で診療を続けています。

長年、障害者歯科に携わってきた中で感じるのは、軽度の知的障害や自閉症の患者さんでもかなり病状が進行してからでないと受診しない傾向にあることです。それは近医が障害者を診ない、断られるなどの現状によって歯科というものの敷居が高くなってしまっていることに原因があると思っています、当院では歯科にかかりたいけどどこへ行ったらいいかわからない患者さんにぜひ一度ご来院いただきたいと思っています。

本人の全身状態がよほど悪ければ、金曜日の休診日に私が土浦の口腔センターにて麻酔科医とともに拝見することも可能ですし、全身麻酔まで対応可能です。

虫歯や歯周病は基本的には予防できるものと考えておりますので、当院で口腔管理を行うことができればなによりですし、本人の同意が得られれば歯科治療ももちろん可能です。近隣の自立支援施設と連携し、すべての人に優しい医療を目指してまいります。是非お気軽にご相談ください。